私たちの採用している床材は、無垢材(スギ、ヒノキ)です。
無垢材はお手入れが大変そう、凹みやすい、傷がつきやすいなどネガティブなイメージをお持ちの方も多いかと思います。
標準仕様の「杉の浮造り」
浮造り(うづくり)とは木目の柔らかい部分(春目)を磨いて凹凸をつける事により、堅い部分(秋目)の木目を浮き立つようにした仕上げ方法です。
木の表面を強くして傷が付きにくくする効果もあります。その際立った木目の美しさや、凹凸した足触りが心地良いです!
無垢材は、100%天然木を使用した昔から使用されている床材で、木目の柔らかい肌触りを感じることができます。 また、湿気を保つ調湿機能を持ち、年を重ねるごとに味わいが増していく点も魅力です。
無垢のフローリングに、実際に触れたことのある方ならご存知だと思いますが、無垢のフローリングって、温もりがあって、暖かいんです。
ちなみに一般的な住宅で多く利用される床材、樹脂で覆われた複合フローリングの熱伝導率は0.2W/㎡K 程度(※)とみられています。
それに対し、無垢フローリングの熱伝導率は0.12W/㎡K程度(※)です。
熱伝導率の低い無垢フローリングのほうが、肌に触れたとき暖かく感じるのです。
※出典「エコハウス超入門:84の法則ですぐ分かる」松尾和也著
複合(合板)フローリングとは、複数の合板を接着剤で張り合わせた合板の表面に、天然木の薄板を張りつけたフローリングです。