今回のご相談内容です。
実家をリノベーションするご計画です。
親族から相続した住宅です。
相続した今年の冬、早速試しに住んでみると隙間風が多く、家の中でも、かなり厚着をしないと寒いとのこと。
暖房も全く効かず、一向に暖まらないとのお話です。
私達も、厚着をして調査しましたが、手や足が、かじかんで本当に寒いお家でした。
建物の状態はとても良いのですが、和風住宅特有の天井・床の隙間から風がどんどん入っていました。
お客様の要望は、工事金額がリフォーム位の想定でしたが、
「リノベーションにでないと、寒さや構造の見直しは出来ないですよ。」
としっかりお伝えしたところ、調査が終わる頃には、
ご理解されて、リノベーションでの計画を進めることになりました。
掛けれる費用も限られていますので、時には部分断熱工事で、ヒートショックを防ぐプランも提案します。
しかし、サッシ交換をして熱が逃げる原因を無くし、断熱材を入れる。
若しくは、性能の良い断熱材に交換するといった方法は必須です。
リフォームは表面の仕上げを新しくするだけで、寒さ対策にはなりません。
何といっても、お金の有効利用は、リノベーションです。
工事が終わり、入居すると、その体感差は別物です。
お客様から本当に良かった！と言われ、早く工事すればよかった！とよく言われます。
こちらのお客様も、数ヵ月の打ち合わせの後、着工します。
