今回は床下で確認していることをご紹介します!
リノベーションしたいけど、、、床下は暗くて中々確認できないなぁ~。と思われる方も多いと思います。
主に床下で気になる点と言えば、
白蟻、水廻りの漏水、地震などによる基礎の劣化、床下のギシギシ・フワフワ
寒いけど断熱材は入っているの?カビはどうなの?
などがあげられると思います。
エコワークスリノベーションにおける耐震診断ではこのような点もしっかり確認します。
まずは耐震性を見るために、
建物は自重を柱や梁、土台と言う部材を通して基礎で受けて地面に伝えています。
この基礎が...、
・どのようなどのような形状、種類(鉄筋の有無、コンクリートブロック造
伝統的な玉石など)で入っているのか?
・どのような劣化状況(ひび割れ、鉄筋のサビなど)なのか?
・床下でしか見えない柱下や筋かいは金物取付なのか?
・お手持ちの基礎伏図が現場で変更されていないか?
・リフォームや防蟻工事なので耐震性に影響のある施工をしていないか?
などなど、現場はお手持ちの図面が最終の図面でないこともありますし、
耐震補強計画しても「現場で解体してみたら基礎がない!!」なんてことに
なるとそもそも正確な数値が出ません。
これに加えて白蟻による被害があると、その補強にも思っても見なかった予算
が必要になることもあります。
※ちなみに解体はしない状況での診断ですので100%は見れませんが、
昨年は耐震診断中に2件白蟻を見つけて即刻駆除させて頂き、大事に
至らなかった事例もありました。
たくさんの事を確認しますので、
一度床下調査を始めると1~3時間、大きなお宅だとそれ以上かかることも
あります、。また汗だく、埃まみれにもなるため、床下で倒れているのでは
ないか?と、ご心配を頂くこともありますが大丈夫です。
とても大切なことを点検していますので苦なりません。
安心で快適な家づくりは現在の性能をきっちり把握することから始まります。
その上で、先ずは壊れているものは治し、性能向上できるものはご提案し、
快適なお住まいのお手伝いができればと思います。